茜染め体験をしてきました。
茜とは
古代から根を使われてきた
最も古い赤色染料。
和名の由来は、
根を乾燥すると赤黄色から橙色となり、
赤い根であることから
アカネと名づけられたと言われています。
この白いお花の「根」が
褐色になって
こーんな鮮やかな紅色が出るなんて!
(写真奥は玉ねぎ染めの染液)
染めると…
わっ!と声が出るほど鮮やに染め上がる。
昔は煎じ薬を布に染み込ませて患部に湿布していました。
佐賀には薬屋が染料を売っていたところもあったそうで
直接肌にあたる服は身につける薬のようなもの。
それが「服薬」という言葉の由縁だそうです。
衣食住という言葉も
衣が最初にくるほど大切なものと考えられていました。
茜の主な薬効は
浄血、免疫力向上、殺菌、除菌、消臭
月経過多など
同色薬効と言って、赤色は血液に関する事に
効くとされていました。
なるほど☆
ふんどしが赤く染められていたのには
そういう効果があったからかも!
草木染めにそんな意味があったことを知って感激。
天使達に囲まれて過ごせた
至福の時間でした。